第9話・感想フランケンシュタインの恋
とうとう来週で最終回を迎えてしまいますね。
淋しいですねぇ〜ガ―(´・ω・|||)―ン!!
前回では、継実さんが倒れてしまい、深志研さんは、120年前の記憶を取り戻し、愛する継実さんを救う為、ラジオに出演しました。
【僕の本当の名前は、山部呼六です。】
これから話す事は、怪物になる前の僕の話です。
父は、どうして僕を生み出したのか?わからなくて、恨んだ事もあります。
でも、やっとわかりました。
この事を今、懸命に生きようとしている人の為に話します。
父の恋から僕は生まれたんです。
120年前、僕は大きな夢がありました。
それは、医者になる事でした。
独学で医者になりました。
医者になって見に染みたのは、この世には治せない病がたくさんあり過ぎると感じた。
当時は、治らない病気の方が多く、僕自身の家族もコレラという伝染病で亡くなってしまいました。
医者になっても治せる病が限られている事をしりました。 そんな時、深志研太郎博士の功績を知りました。
そして、僕はある人を訪ねたんです。
それが僕の父【深志研太郎博士】です。
深志研太郎博士は、世界中の菌を集め研究していました。 ドイツやイギリスでも成果を出している方だと知り、僕は、居ても立っても居られなくなり、深志研太郎博士に弟子入りしました。
そこで、先生の元で細菌学を学びたいと思った。
深志研太郎博士は、人との関わりがとても苦手だった為、僕が患者さんとの窓口になったのです。
先生は、研究に没頭したかった。
僕は人と接する事が大好きだったので、全然苦になりませんでした。
それから山部呼六は、もっと患者さんの役に立ちたいと思い、研究所近くの畑を借りて野菜を作り患者さんに新鮮な野菜を食べさせたいと考えて、地主さんに畑を借りたいとお願いするのです。
ここで、地主のお嬢様だったのがサキさんでした。
二人は出会ってしまったんですねぇ(❁´◡`❁)
そこで、山部呼六の畑仕事をサキさんは、手伝うようになり、 徐々に二人の距離は縮まり、互いを愛するようになりました。
サキさんは、もっと山部呼六の力になりたく、私に出来る事はないですか?と訪ねました。
山部呼六は、この世から伝染病がなくなるように治せない病がなくなるように一緒に願って下さいと伝えました。
そんなサキさんは、研究所近くにお地蔵さんを建てました。
サキさんは、次第に研究所で採れたての新鮮な野菜スープなどを作り深志研太郎博士とも打ち解けていくようになりました。 深志研太郎博士は、山部呼六とサキさんの恋仲を知っていながら、密かにサキさんに恋を抱いていくようになりました。
深志研太郎博士は、山奥にも研究所を密かに作り、そこでは、不老不死の研究に没頭していたのです。
ある日、山部呼六は、新しい伝染病にかかってしまいます。 深志研太郎博士は、懸命に山部呼六の病気を治そうと新しいお薬を作ってサキさんを悲しませないようにと・・。
でも、その薬は、間に合いませんでした。 山部呼六は、亡くなってしまいます。そんな時サキさんは、悲しみに暮れ、山部呼六の後を追うように薬品を盗んで倒れてしまいますが、深志研太郎博士が発見し、サキさんは、一命をとりとめました。 その後のサキさんは、生きる気力もなくし、絶望的になっていました。 そんなサキさんを見ていられなくなった深志研太郎博士は、決意します。
もう一度、サキさんに山部呼六に会わせてあげたいと。。
そして、山奥の不老不死の研究所で、山部呼六の死体にある菌を注入し、試行錯誤して、蘇らせたのです。この時、深志研太郎博士は、いつの間にか、サキさんの為でもなく、山部呼六への嫉妬心もなく、ただただ山部呼六を蘇らせたかった!その一心で必死だった。
山部呼六の再生は、深志研太郎博士の何よりも喜びだった!
深志研太郎博士は、蘇った山部呼六とサキさんを会わせたかった。
深志研太郎博士の誤算は、蘇った山部呼六を怪物にしてしまった事でした。
そして愛するサキさんを怪物になった山部呼六の手によって殺めてしまった。。
深志研さんは、ラジオで僕は、やっとわかったんです!深志研太郎博士の人を恋する気持ちから僕が生まれたんです。
人間の憎しみや怒りや野心や欲望なんかではなく、人間の恋から僕は生まれたんです。
だから、僕も人間に恋をする事が出来たんだと。
僕の体には人間を殺す菌もあり、だけど、誰も傷つけたくない!誰も殺したくない!
出来る事なら人間の役に立ちたい!深志研太郎博士の分まで!!
怪物になったからこそ、人間の素晴らしさを誰よりも知りました!
そしてラジオに出て120年分の楽しみを知りました。
これが深志研さんがラジオで話した全てです。
そして、深志研さんは、意識不明状態の継実さんに会いに行きます!!
ここで、稲庭先輩が現れて、山奥の研究所に行ってきたんだっ!! 深志研さんの菌は、毒性だけじゃないんだっ!! アカナリカミタケみたいなキノコは、人の細胞を再生させる力を持っているかもしれないんだっ!!
だから、その時の深志研さんは、人に触っていいんだよっ!!と告げられます。 これは、深志研さんにしか出来ないんだっ!!と言われた深志研さんは、眠ったままの継実さんの手を握ります。
そしたら、ピンク色の胞子がでて、深志研さんの首からは、赤いキノコが生えて、継実さんは、目を覚ましました!!
ここまでが第9話のお話です。 120年前の真相が明らかになり、継実さんも一命をとりとめ、まるで、最終回のような内容で何度も見てしまいました!!
こんな切ない恋物語。 最後は、ハッピーエンドになってもらいたいですね。
また、継実さんがサキさんにそっくりなのは、サキさんの願いでもあったのではないのでしょうか?
もう一度、山部呼六さんに会いたい!もう一度山部呼六さんに恋をしたい!って。。
これが運命なんじゃないでしょうか?
継実さんがキノコ好きなのも好奇心旺盛なのも脳の病も偶然なんかじゃなくサキさんが導いてくれたんじゃないでしょうか?
そう考えると、ファンタジーなんかではなく、不老不死はこの世には居なくても誰にでも運命の人がいるんじゃないかな? 死んで生まれ変わってもまた出会ってしまうって信じてなかったけど、誰にでもご先祖様は居ます。
そう考えると誰にでも出会ってしまう。出会わなければいけない奇跡や運命ってあると感じました。
このドラマが終わってしまうのが淋しいです。
また1週間、元気に生きましょう(⑉ºั◡ºั )੭ ੈ
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